2023年12月– date –
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書評
死から生還した87歳の美術家がいま想うこと 『時々、死んだふり』 横尾忠則著
【刺さる言葉が満載】 30歳になる前に、自死を演じた作品を作り、死亡通知を業界紙に掲載して、処女作品集を『遺作集』と名付けて出版し、死から出発したという現代美術家の横尾忠則。彼は昨年(2022)7月、予期しなかった急性心筋梗塞で病院に救急... -
書評
報復の連鎖を止めることはできるのか
『ぼくは君たちを憎まないことにした』 アントワーヌ・レリス著 【パリ同時多発テロで妻を失った男が記した2週間】 パレスチナのガザ地区を実効支配するイスラム組織「ハマス」が10月7日(2023年)、イスラエルに大規模な攻撃を加え、イスラエ...
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